シャーベル賞のスーパーフードはウチワサボテン!サボテンのダイエット効果や食べ方を紹介

テレビ

2026年10月12日放送の「カズレーザー&石井亮次も知らない神研究!シャーベル賞」では、「日本人の大半が食べられることを知らない!次世代のスーパーフード」が紹介されます。

研究しているのは、中部大学大学院・応用生物学研究科で研究を続ける横山さや香さん。

そのスーパーフードの正体は、なんと「ウチワサボテン」です。

日本では観賞用植物というイメージが強いサボテンですが、メキシコなどでは古くから食材として利用されています。

さらに最新研究では、食用ウチワサボテンは低カロリーで食物繊維を含み、満腹感を長く維持して食欲を抑える可能性も確認されています。

「食べるサボテン」が、ダイエットや健康的な体重管理をサポートする次世代野菜として注目されそうです。

シャーベル賞のスーパーフードはウチワサボテン!

シャーベル賞で「次世代のスーパーフード」として紹介されるのが、食用のウチワサボテンです。

ウチワサボテンは、平たく厚みのある葉のような茎が特徴的なサボテン。

日本では鉢植えなどで見ることが多いため、「サボテンを食べる」という発想自体に驚いた人も多いのではないでしょうか。

しかし、中部大学のある愛知県春日井市はサボテン栽培が盛んな地域として知られています。

横山さや香さんは、この地域資源でもあるウチワサボテンについて、栄養成分や食品機能性を研究しています。

最近の研究では、低エネルギーで食物繊維を含むだけでなく、食後の満腹感や食欲にも影響する可能性がわかってきました。

ウチワサボテンは100gで約12kcal

食用ウチワサボテンがスーパーフードとして注目される理由の一つが、低エネルギーであることです。

成分分析では、食用ウチワサボテン100gあたり、

エネルギー:約12kcal

食物繊維:2.1g

水分:94.9g

という結果が報告されています。

約95%が水分で、100g食べても約12kcalという非常に低エネルギーな食材です。

それでいて食物繊維を2.1g含むため、カロリーを抑えながら食物繊維を取り入れられる食品として期待できます。

食事量を極端に減らすのではなく、低エネルギーな食品で満足感を高めるという意味でも、ダイエットとの相性がよさそうです。

出典:綿半ホールディングス「食用ウチワサボテンの食品素材としての可能性をヒト試験で検証」

シャーベル賞のサボテンは食欲を抑える効果が期待できる?

ウチワサボテンの研究で特に注目したいのが、「腹持ち」です。

最新のヒト試験では、食用ウチワサボテンを使ったスムージーを飲んだ場合、通常の飲料と比較して満腹感が高く、空腹感や食欲が低くなる結果が確認されています。

食べ過ぎや間食を自然に減らしたい人にとって、かなり興味深い研究結果といえるでしょう。

成人女性17人でサボテンスムージーを検証

研究では、成人女性17人を対象とした単盲検クロスオーバー試験が行われました。

具体的な検証方法は次の通りです。

1.食用ウチワサボテンを使ったスムージー120gを用意する

2.リンゴジュース120gと組み合わせて飲む

3.比較する条件では、サボテンの代わりに水120gとリンゴジュース120gを飲む

4.飲んだ直後から180分後まで満腹感を測定する

5.同時に空腹感や食欲の変化も比較する

つまり、サボテンを加えることで腹持ちにどの程度違いが出るのかを、同じ参加者で比較した研究です。

サボテンを飲むと満腹感が高くなった

検証では、サボテンスムージーを摂取した場合、対照条件より満腹感の指標が高くなりました。

さらに空腹感や食欲については、サボテンを摂った場合のほうが低い結果になっています。

特に注目したいのが、摂取から90分以降です。

サボテンを摂取した場合、時間が経っても空腹感や食欲の回復が抑えられる傾向が確認されました。

つまり、食用ウチワサボテンには「お腹が空きにくい状態を長く維持する」働きが期待できるということです。

食間の空腹感を抑えられれば、間食や食べ過ぎを防ぎやすくなるため、健康的な体重管理をサポートする食材としても期待できます。

一方、胃腸症状についてはサボテンを摂取した条件と対照条件との間で大きな差は確認されなかったと報告されています。

出典:綿半ホールディングス「食用ウチワサボテンの食品素材としての可能性をヒト試験で検証」

シャーベル賞のウチワサボテンはどうやって食べる?

「サボテンが健康に良さそうなのはわかったけれど、どうやって食べればいいの?」という疑問も出てきます。

研究では、食用ウチワサボテンをスムージーにして果汁と組み合わせる方法が検証されています。

ウチワサボテンには独特の青っぽい風味がありますが、果汁を組み合わせることで飲みやすくなることも確認されました。

リンゴやグレープジュースとの相性が良い

研究では28人を対象に、サボテンスムージーと100%果汁を組み合わせた官能評価も行われました。

比較された果汁は、

1.リンゴ

2.オレンジ

3.グレープ

4.パイナップル

の4種類です。

その結果、果汁を加えることでサボテンスムージー全体の評価がアップ。

特に評価が高かったのが「リンゴ」と「グレープ」です。

果汁を加えることで甘味や旨味が増し、サボテン独特の青臭さも感じにくくなる傾向が確認されています。

初めてウチワサボテンを取り入れるなら、食用として販売されているサボテンをスムージーにし、リンゴジュースなどと組み合わせる方法が取り入れやすそうです。

観賞用サボテンではなく食用ウチワサボテンを選ぶ

注意したいのは、「家にあるサボテンなら何でも食べられる」という意味ではないことです。

今回研究されているのは、食品として扱われている食用ウチワサボテンです。

観賞用として販売されているサボテンを自己判断で食べるのではなく、食品として流通しているものを選ぶ必要があります。

綿半トレーディングでは食用ウチワサボテンを「SABOVEG(サボベジ)」というブランドで展開しており、新しい野菜の選択肢として普及を進めています。

シャーベル賞の横山さや香さんがサボテンを研究する理由

今回シャーベル賞に出演する横山さや香さんは、中部大学大学院・応用生物学研究科応用生物学専攻の博士後期課程で研究しています。

研究テーマの一つが、中部大学の所在地である春日井市の特産品「ウチワサボテン」です。

観賞用というイメージが強いサボテンについて、食品としての栄養価や健康機能を科学的に明らかにし、食材としての認知度を高めることを目指しています。

2026年度には「地域資源としてのウチワサボテンの価値創出:安全性・利用実態と免疫・脂質代謝機能の包括的解析」という研究で、中部大学の伊藤早苗賞も受賞しています。

ウチワサボテンについては、満腹感や食欲だけではなく、免疫や脂質代謝などさまざまな角度から研究が進められていることがわかります。

出典:中部大学「大学院生の声」

シャーベル賞のスーパーフード・ウチワサボテンの研究結果

食用ウチワサボテンについて現在確認されている研究結果をまとめると、

100gあたり約12kcal

食物繊維は100gあたり2.1g

水分は94.9g

サボテンスムージー摂取後は満腹感が高くなる傾向

空腹感・食欲が低くなる傾向

摂取90分以降も空腹感や食欲の回復が抑えられる傾向

リンゴ・グレープ果汁との相性が良い

という特徴があります。

特に「低カロリー」「食物繊維」「腹持ち」という3つの特徴を持っていることから、ダイエットをサポートする新しい食品として期待できそうです。

まだ研究対象者が17人と小規模な試験であり、食べれば必ず体重が減ることを証明した研究ではありません。

それでも実際に人を対象とした試験で満腹感や食欲への変化が確認された点は、次世代食品として注目される大きな理由といえるでしょう。

まとめ

2026年10月12日の「シャーベル賞」で紹介される次世代のスーパーフードは、「食用ウチワサボテン」です。

研究しているのは、中部大学大学院の横山さや香さん。

食用ウチワサボテンは100gあたり約12kcalと低エネルギーながら、食物繊維を2.1g含んでいます。

さらに成人女性17人を対象に行われた研究では、サボテンスムージーを摂取した場合、満腹感が高くなり、空腹感や食欲が抑えられる傾向が確認されました。

特に摂取90分後以降も空腹感や食欲の回復が抑えられており、腹持ちの良い食品として期待されています。

スムージーにする場合はリンゴやグレープなどの果汁と組み合わせることで、サボテン独特の青臭さが弱まり、飲みやすくなることも研究で確認されています。

日本ではまだ「サボテン=観賞用」というイメージが強いですが、低カロリーで食物繊維を含み、満腹感の維持まで期待できることから、「食べるサボテン」が新たなダイエット食材やスーパーフードとして広がっていく可能性がありそうです。

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