2026年10月12日放送の「カズレーザー&石井亮次も知らない神研究!シャーベル賞」では、「老化を抑えるポテンシャルを秘めたドリンク」が紹介されます。
研究を紹介するのは、大東文化大学スポーツ・健康科学部の福島洋一教授です。
福島教授はネスレ日本やネスレ中央研究所で長年研究に携わり、現在は抹茶や緑茶、ポリフェノールと健康との関係を研究している専門家。
「老化を抑えるドリンク」の正体は抹茶です。
抹茶にはカテキンやテアニン、ルテイン、ビタミンKなどさまざまな成分が含まれ、脳や筋肉、血管などへの働きが研究されています。

シャーベル賞の老化を抑えるドリンクは抹茶?
シャーベル賞で紹介される「老化を抑えるポテンシャルを秘めたドリンク」の研究者は、大東文化大学の福島洋一教授です。
福島教授は抹茶研究に数多く参加しており、抹茶と脳機能、毛細血管、筋肉、腸内環境などの関係を研究してきました。
特に注目したいのが「脳の毛細血管」に関する研究です。
人間の体では加齢とともに毛細血管が減少しやすくなり、脳でも毛細血管の老化が起こると考えられています。
福島教授らが参加した研究では、抹茶を含むエサを長期間与えたマウスで、脳の一部において毛細血管密度が維持される結果が報告されました。
抹茶に含まれるルテインやビタミンK1などが血管形成に関わる可能性も示されています。
つまり抹茶は、単なる健康茶ではなく、加齢によって起こる体の変化を抑える食品として研究が進んでいるのです。
出典:PubMed「Matcha and Its Components Control Angiogenic Potential」
抹茶に含まれるカテキンの抗酸化作用に注目
抹茶を語るうえで欠かせない成分が「カテキン」です。
カテキンは緑茶に含まれるポリフェノールの一種で、抗酸化作用を持つ成分として知られています。
体内では加齢や紫外線、ストレスなどによって酸化ストレスが増えると考えられており、抗酸化成分を含む食品を日常的に取り入れることは健康維持につながると期待されています。
福島教授らによる日本人女性244人を対象とした研究でも、緑茶などからポリフェノールを多く摂取している人では、顔の色素沈着による光老化が少ない傾向が確認されています。
出典:PubMed「Consumption of Polyphenols in Coffee and Green Tea Alleviates Skin Photoaging」
シャーベル賞の抹茶はどう飲む?研究から見る老けない飲み方
抹茶の健康効果を研究した臨床試験では、毎日継続して飲む方法が多く採用されています。
研究例を参考にすると、次のような取り入れ方が考えられます。
1.抹茶を1日2~3g程度取り入れる
2.水やお湯などで飲み物として摂る
3.一度だけ大量に飲むのではなく毎日継続する
4.糖分を大量に加えず、抹茶そのものを取り入れる
5.夕方以降にカフェインで眠れなくなる人は飲む時間を調整する
高齢者を対象にした研究では1日2gの抹茶を12カ月摂取。
別の研究では1日3g程度の抹茶を継続して摂取しています。
そのため、健康目的なら大量に飲むよりも、毎日の習慣として適量の抹茶を続ける方法が取り入れやすいでしょう。
抹茶を12カ月飲んだ研究では認知機能を調査
抹茶で特に研究が進んでいるのが、認知機能との関係です。
2024年に発表されたランダム化比較試験では、軽度の認知機能低下などがある高齢者99人を対象に、1日2gの抹茶を12カ月摂取する研究が行われました。
その結果、表情から感情を読み取る「社会的認知」に関する指標で改善が確認されています。
さらに2020年の研究でも、抹茶3gを12週間摂取した高齢者を調べたところ、一部の女性で認知機能スコアの改善が確認されました。
抹茶に含まれるテアニン、カテキン、カフェインなど複数の成分が組み合わさることで、脳機能の維持をサポートする可能性が期待されています。
出典:PubMed「Effect of matcha green tea on cognitive functions and sleep quality in older adults」
シャーベル賞のお茶・抹茶は筋肉の老化対策にも期待
老化対策では脳だけでなく、「筋肉を維持すること」も重要です。
京都府立大学などが行った研究では、筋力トレーニングをしながら抹茶を摂取したグループと、摂取しなかったグループを比較しました。
参加者は抹茶1.5gを含む飲料を1日2回摂取。
12週間の試験では、抹茶を飲んだグループのほうがトレーニングによる骨格筋量の増加が大きいという結果になりました。
また、運動後の疲労感やストレス反応を和らげる可能性も報告されています。
年齢とともに筋肉量が減少すると活動量も低下しやすいため、運動と抹茶を組み合わせる方法は健康的な老化対策として期待できます。
抹茶は花粉症のくしゃみを抑える可能性も研究
2026年には、広島大学などの研究グループから抹茶と花粉症に関する興味深い研究も発表されました。
花粉症モデルのマウスに抹茶を与えたところ、くしゃみが減少。
研究では、アレルギー反応そのものを止めるというより、ヒスタミンなどの刺激を受けてくしゃみを起こす脳内神経の活動が抑えられた可能性が示されています。
まだマウスによる研究段階ですが、抹茶の働きが抗酸化作用だけではないことを示す研究として注目されています。
シャーベル賞の福島洋一教授は抹茶研究の専門家
福島洋一教授は現在、大東文化大学スポーツ・健康科学部健康科学科で食品科学などを研究しています。
1990年からネスレ日本に勤務し、スイスのネスレ中央研究所やネスレリサーチ東京などでも研究に携わってきました。
これまでの研究テーマには、抹茶と認知機能、脳の毛細血管、筋肉、腸内細菌、肌の老化などがあります。
「老化を抑える」という一つの効果だけを見るのではなく、食べ物や飲み物に含まれる成分が体全体にどのような影響を与えるのかを研究している点が特徴です。
番組公式でも、福島教授について「長年にわたり、ある日本の伝統的な飲み物の健康効果を追い求める専門家」と紹介されています。
まとめ
2026年10月12日放送の「シャーベル賞」で紹介される「老化を抑えるポテンシャルを秘めたドリンク」は、福島洋一教授のこれまでの研究内容から抹茶である可能性が高いと考えられます。
抹茶にはカテキンやテアニン、ルテイン、ビタミンKなどさまざまな成分が含まれています。
研究では、脳の毛細血管の老化を抑える可能性や認知機能の維持、筋力トレーニングによる筋肉量増加のサポートなど、幅広い働きが報告されています。
人を対象にした研究では1日2~3g程度の抹茶を継続して摂取する方法が使われており、毎日の習慣として取り入れる方法がポイントになりそうです。
脳、血管、筋肉、肌など、さまざまな角度から「老けない体」をサポートする可能性を秘めた飲み物として、抹茶の研究は今後さらに注目されそうです。



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